2019年も残すところあと1ヶ月。
「今年も早かったな~」「来年は何やろうかな」とか考える間もなく、忘年会の準備に取り掛かっているわたくし、多田です。
みなさまは、WEBサイトがどのような工程で制作されているかご存知でしょうか?
仮にWEBサイトの制作を発注するとしても、どういった工程で制作が進んでいくのかわからないと不安になってしまいますよね。
そういった不安を少しでも解消するために、今回は「WEBサイト制作の流れ」についてご紹介していきます。
企画
WEBサイトを制作するにあたり、まず最初に行なうのがお客様へのヒアリングです。
お客様にはどのような課題あるのか、WEBサイトを制作するうえでの目的、条件やスケジュールなどをヒアリングします。その後、コンセプトやタイトル、具体的なコンテンツまで、WEBサイト全体の方向性を決めていきます。どんな人に見てもらいたいのか、そのためにはどのような構成がよいのかなど、情報を集めながらサイト構成図を作成していきます。
企画が固まり、サイト構成図ができたら次はワイヤーフレームを作成します。ワイヤーフレームとは、サイト構成図をもとにWEBサイトの完成形がイメージしやすいようビジュアライズしたもので、WEBサイトにおける「設計図」のようなものです。このワイヤーフレームをもとに次の工程のデザインが進んでいきます。
デザイン
WEBサイトを立ち上げる目的や企業のコンセプト・メッセージを伝えるために、デザインはとても重要な要素です。
例えば、40代の男性ビジネスマンに向けたWEBサイトと、20代前半の女子大生に向けたWEBサイトでは「与えたい印象」が大きく異なりますよね。そのため、テーマカラーやフォントの選定、画像、イラストなどターゲットとなるユーザーに適した表現を検討して制作していきます。
また、パソコンやタブレット、スマートフォンなど最近ではWEBサイト閲覧するデバイスが多様化しているため、ユーザー目線での使いやすさや見やすさに配慮したレイアウトを検討することも、デザイン制作において欠かせない要素となります。
コーディング
サイト構成図、デザインデータをもとに、HTMLやCSSを記述して、実際のページを組み立てていきます。この作業を「コーディング」と言います。
パソコンやタブレット、スマートフォンなど、WEBサイトを閲覧するデバイスの画面サイズに応じて見やすいデザインに切り替えて表示してくれる手法を「レスポンシブ対応」といい、この工程で行います。コーディングができたページを、各デバイス、各WEBブラウザ(Googleなど)でレイアウトがくずれていないか、正常に動作するかなど最終チェックしていきます。
公開
各ページコーディングと動作チェックが終わった後、テストアップを行ないます。そこで更に、見た目のおかしい箇所はないか、リンク切れや誤字がないか、システムに不具合がないかなどをチェックして、問題箇所があれば修正していきます。このチェック作業を繰り返し、お客様からOKの確認が取れれば本番用のサーバーへファイルを移し、いよいよWEBサイトの公開です。
運用
WEBサイトは、完成すればそれで終わりではありません。アクセス解析などによってWEBサイトの効果測定や情報収集をしながら、定期的な更新や改善を行なっていきます。つまり「運用」とは、WEBサイトが成果を生み出すための管理作業全般のことを指します。WEBサイトの運営は、制作会社などがお客様から委託を受けて行なう場合と、お客様自らが行なう場合があります。WEBサイトは何らかの効果を上げるために制作するのですから、運用は最も重要です。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「WEBサイト制作の流れ」についてご紹介してきました。ざっくりとWEBサイトがどのよな工程でできていくのかがご理解いただけたのではないでしょうか。
弊社はWEBサイトの設計から制作、その後の運用まで一貫してお手伝いさせていただいています。
WEBサイトの制作やリニューアル、運用でお困りでしたら、まずはお気軽にご相談ください。