新型コロナウイルス対策のため、緊急事態宣言の対象が全国に拡大されました。不要不急の外出を控え、自分が家にいることで、誰かの命を守っていると考えたいと思います。
こんにちは、河嶋です。
晴れの休日には、「遊びに行きたい!」と思いますが、そこはグッと堪えて、家で楽しめる方法を日々模索しています。
最近我が家では、夕食にホットプレートを使用するようにしました。これは、子供達が料理を手伝え、イベント感もあって皆で楽しめるからです。やってみて気づいたのですが、楽しめること以外にも、ホットプレートを使用することで、洗い物が少なくなるということが分かりました。
このように日常とは違う環境だからこそ、改善案が考えられ、新しい発見や、新しいビジネスモデルが確立されていくのだと最近は感じています。
さて、本日はテレワークなので自宅で仕事をしています。このブログもテレワーク中に書いています。今回は、実際にテレワークをしていて感じたこと、気づいたことについてご紹介します。
この記事はこんな方におすすめです!
・テレワークの導入を検討している
・テレワークは効率が悪いと感じている
・テレワークでは集中できない
・テレワークでは孤独に感じる
弊社では、企業様へのテレワーク導入のご提案をしております。時間外労働等改善助成金(新型コロナウイルス感染症対策のためのテレワークコース)獲得に関する支援も行っております。ご興味がある方は是非こちらの記事もご覧ください。
テレワークの実態
実際にテレワークをしてみて気づいたメリット、デメリットについてご紹介し、個人的に思う改善策についてお話します。
テレワークのメリット
・通勤時間が不要
・普段よりも仕事の効率を考える
・パソコン、タブレット、スマホの使い方の幅が広がる
・今後の働き方改革につなげやすい
・仕事をするのに場所を選ばないようになる
一番大きな変化は通勤時間の有無だと思います。私の場合、出社するために、見だしなみを整えて、車で通勤していましたが、テレワークでは、起きてパソコンを起動すれば仕事がスタートできます(もちろん身だしなみは整えます)。
私よりも通勤時間のかかるスタッフは、テレワークになったことで、1日の中で自由に使える時間が増え、その時間を使ってトレーニングを行うと言っていました。このように通勤時間を別のことに使えるのは大きなメリットです。
その他にも、テレワークを充実させるために、スマホで常時WEB会議に参加、パソコンをメイン作業機、タブレットをパソコンのサブモニターに使用するなど、これまでWEBを閲覧するだけだったデバイスの使用幅が広がりました。
テレワークのデメリット
・ネットワーク環境に制限される
・はじめはどうしても効率が悪く、生産性が下がる
・会社と自宅の環境に差がある
・社内の進捗状況が分かりにくい
・孤独に感じる
・スタッフ同士のコミュニケーションがとりにくい
・お尻が痛い
テレワークで一番の問題はネットワーク環境です。ネットワーク環境が良ければ、WEB会議などで常時スタッフとコミュニケーションをとることができますが、ネットワーク環境が悪いとスタッフ同士がオンラインでコミュニケーションをとれず、チャットや電話でのコミュニケーションが主体となり、効率が悪くなります。
社内と自宅の環境の違いによっても生産性は下がります。また、自宅はそもそも仕事をする環境でないために長時間椅子に座り続けた結果、お尻が痛くなることもあります。社内と自宅の環境を近づけることが課題です。
その他にも、メンタル的な問題も生じます。休日だけでなく、平日も自宅から出なくなると、気持ちが沈んでいったり、社内ではいつもチームで働いていた環境から自宅で仕事をするようになることで、寂しさを感じることもあります。
快適に仕事をする方法
・ネットワークを改善する
・常時WEB会議に参加する
・定期的にWEB会議で雑談をする
・椅子を変える
・音楽をかける
・デバイスを複数使用する、またはマルチディスプレイを使用する
テレワークで快適に仕事をするコツは、どのようにして自宅を会社の環境に近づけるかということです。ネットワーク環境さえあれば、WEB会議にスタッフが常時参加することで、顔を見ながらいつでも会話できます。雑談を含め、定期的にコミュニケーションをとることで普段の環境に近づけることができます。
また、スマホやタブレットの使い方を工夫することで、社内に近い環境を作り出し、極力効率を落とさず仕事ができます。余裕があれば、椅子をゲーミングチェアなどに代えることで、長時間快適に仕事をすることができます。
リラックスして仕事をするために、好きな音楽をかけるのもおすすめです。常時WEB会議に参加していても、マイクをミュートにしていれば、他のメンバーに迷惑をかけることもありません。
まとめ
今回は、テレワークの実体験に基づく、メリット、デメリットを踏まえ、快適なテレワークの方法についてご紹介しました。業種によっても違うと思いますので、あくまで参考とお考えください。
新型コロナウイルス対策のため、テレワークが急速に普及しています。近い将来、感染予防のためでなく、業務効率化のためテレワークが日常化する時代に突入するかもしれません。
従来の働き方を継続するのか、時代の変化に柔軟に対応するかで、会社の業績、個人の成長は大きく変わると思います。
これが正解!というものが分かれば良いんですが、そんなことは誰にも分からないので、普段からアンテナを張り、情報を吟味し、今後も試行錯誤を繰り返していきたいと思います。