きびだんごでSNS広告の運用をはじめとするWEBマーケティング全般を担当しております、本郷です。

これまで、WEB広告の「検索連動型広告」「ターゲティング広告」とブログを綴らさせていただきましたが、今回はここ数年人気が集まっている「SNS広告」についてご紹介します。

 

「SNS広告」とは

SNS広告とは、SNSで表示される広告のことです。
たとえばFacebookの場合、友達のページやいいね!をしたページの投稿が流れるニュースフィード内に、投稿に紛れて広告が表示されています。アカウントのアイコンや名称の近くに、小さな文字で「広告」や「PR」と書いてある投稿を見つけたことはありませんか?
Facebookだけでなく、InstagramやTwitter、LINEなど、どのSNSにも広告は配信されています。

中には、広告と気づかないで詳細をクリック・タップしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。というのも、広告の投稿内容は、なんとなく自分が興味関心のある情報であるからです。

SNS広告は、以前のブログでご紹介した「ターゲティング広告」に該当します。

ターゲティング広告は、居住地や年齢、性別、興味関心などを指定し、その指定したターゲットに該当するユーザーに広告を配信する手法ですが、SNS広告の場合は配信するSNSによってさまざまな特徴があります。

 

Facebook広告・Instagram広告の特徴

FacebookとInstagramはともにFacebook社が運営しているので、Facebook広告とInstagram広告は同じ広告管理画面から同時に出稿することができます(もちろん、Facebookのみ、Instagramのみに広告配信することもできます)。

Facebook広告の特徴は、ターゲットの精度が群を抜いて高いことです。

その理由は、Facebookを利用し始めるときに多くの個人情報を登録しなければならず、その登録した情報をもとにターゲットを分類することができているからです。アカウント作成時に必要なのが、「氏名(原則実名で登録しなければなりません)」「生年月日」「性別」で、さらに居住地などの個人情報を登録することが推奨されており、普段の閲覧履歴やいいね!したページなどによって、興味関心も推測されています。広告配信の設定では、600種類を超える興味関心のカテゴリの中から選択できるのも魅力です。

Instagram広告は、FacebookとInstagramのアカウントを連携している人については、Instagram広告のターゲティングもFacebookで登録した情報をもとに配信されています。

Facebook広告・Instagram広告は、ターゲットの精度が高い以外にも、広告の配信形式が多いことも特徴です。
1枚の画像と文章からなる広告や、複数枚の画像を配信できる「カルーセル広告」、動画広告、ランディングページのようなものを作ることができる「コレクション広告」、ストーリーズに配信する「ストリーズ広告」など、多様な見せ方ができるので、プロモーションしたい商品やサービスの特徴に合わせて形式を選ぶことができます。

 

Twitter広告の特徴

Twitter広告は、Facebook広告・Instagram広告同様に居住地や性別、年齢等でターゲットを指定できる以外に、ターゲットがフォローしているかもしれない他アカウントを指定して、そのフォロワーに広告を配信することができることが特徴です。

また、配信形式も文章と画像、動画と選ぶことができますが、FacebookやInstagramほど種類は多くありません。

 

LINE広告の特徴

LINE広告は、何といっても国内のLINEアプリユーザーの多さが特徴です。

ターゲットの属性の選択肢はFacebook・Instagram、Twitterほど細かく設定できませんが、LINEアプリを利用しているユーザー数が圧倒的に多いので、日用品などの消費財や、飲料品・食料品など、ターゲットが広い商品やサービスのプロモーションに特に向いています。

 

SNS広告を運用するときに考えておきたいこと

これまでの特徴と、以前ご紹介したブログ「SNSの企業アカウントや広告を運用する前に知っておきたいこと」の内容をふまえて、SNS広告を運用するときに考えておきたいことをご紹介します。

まずは、広告の目的やターゲット、運用のゴールを明確に決めること。これはSNS広告に限らず、広告、宣伝を行う際には必須です。

また、SNS広告は、広告の目的が「認知拡大」で、多くの人に知ってもらいたい場合には特に有効です。SNS広告はターゲティング広告ですから、指定したターゲットに広く広告を届けることができます。そして、各SNSのニュースフィード・タイムラインに広告が表示されるので、WEB広告のなかでも目に留まりやすいという特徴もあります。

一方で、利用するSNSのユーザーにしか目に留まらないという点も忘れてはなりません。Facebook、Instagram、Twitter、LINEは、それぞれのサービスを利用しているユーザー層に特徴があります。「Facebookは30代以上のユーザーが中心」「Instagramのユーザーは女性が多い」「Twitterのユーザーは、他と比べて興味関心の偏りがある」など、各SNSを積極的に利用しているユーザー層の特徴があるので、ターゲットが多く利用しているSNSを選択しないと、ターゲットとしているユーザーに情報を届けることができません。ターゲットユーザーが利用しているSNSを正しく選定しましょう。

 

スマートフォンを持つようになってより身近になったSNS。それに伴いSNS広告の効果を期待する方も増えています。
きびだんごでは、Facebook、Instagram、Twitter、LINEの各SNS広告の配信代行を取り扱っています。SNS広告にご興味を持たれましたら、ぜひご相談ください。