私事ですが、株式会社きびだんごに入社してまもなく丸3年になります。
きびだんごでWEB広告の運用などを担当しております、本郷です。

お会いしてご挨拶をさせていただいた方にはお話していることも多いのですが、実は私は大阪から岡山に転職のために移住してきました(初対面の方には標準語でお話することがほとんどなので、大阪人であることはあまりバレませんが…)。

いわゆる「Iターン」です。

今回は、「Iターン」で岡山に移住して仕事をしてみて感じたことをお伝えします。
「Iターン」で岡山への移住・転職をお考えの方の参考になれば幸いです。(岡山の方、すみません。。。)

 

岡山は「Iターン」移住者が増えつつあるそうです

「Iターン」とは

「Iターン」という言葉をご存知でしょうか?

私のように、都市部出身者が、出身地とは関係のない地方に移住することを「Iターン」といいます。

同じような言葉として「Uターン」「Jターン」というのがあります。
「Uターン」は生まれた故郷から進学や就職で都市部に出て、また故郷に戻ってくること。「Jターン」は生まれた故郷から進学や就職で都市部に出た人が、故郷に近い地方都市に移住することをいいます。
「Uターン」は昔から使われていましたが、「Iターン」「Jターン」という言葉にフォーカスされるようになったのは最近のように感じます。

 

移住先として岡山が人気

実は岡山県は、移住先として人気が高い県なのだそうです。実際に、大阪府や広島県、兵庫県、東京都、神奈川県などから移住する方が多いようで、岡山県が選ばれる理由は「災害が少ないこと」「気候が温暖であること」が多数を占めるのだそうです。

私も大阪市からの移住者ですが、岡山市中心部は本当に住みやすいと感じています。
平成30年7月豪雨(西日本豪雨)のときも、市内中心部はさほど大きな被害はなく、私が移住してからの3年間、台風の被害や地震、大雪もありません。
「晴れの国おかやま」とキャッチコピーでうたわれるように、雨が降る日がとても少ないので、傘を持ち歩くこともほとんどありません。
岡山駅は新幹線ののぞみが停車するので、大阪の実家へ帰るのにも1時間ちょっとで帰省できます。
駅前にはショッピングセンターもありますし、このご時世、通販で何でも買えてしまうので、買い物に困ることもありません。
とても利便性の高い街ですが、物価は安い。家賃はとてもお手頃です。
知り合いが増えると、ももとぶどうは買わなくても良いくらいおすそ分けで戴けます(笑)。

唯一困ったことといえば、車社会であること。
地下鉄はもちろんありません。路面電車とバスの通る地域以外に行くためには、基本的に車が必須です。
岡山への移住前は超ペーパードライバーだったので、車の運転に慣れるのに苦労しました。

 

標準的な仕事をコツコツできる人に向いている環境

生活面はこれくらいにして、仕事についてお話します。

WEBの仕事はどこでもできる

私の業務は、WEB広告の運用やWEBサイト制作のディレクションです。
WEB広告の運用はインターネットにつながったパソコンさえあればどこでもできるので、勤務地が大阪から岡山に変わっても、業務環境はまったく違いがありません。

お客様のところへの訪問は、大阪のときよりも多いかもしれません。
WEB会議という習慣がまだ定着していない企業が多かったり、お会いしてお話してなんぼ、という昔ながらの考え方が色濃く残っていたりするからです。
とはいえ、WEBの仕事をしている弊社は、遠方のクライアント様とはWEBで打合せをさせていただくことがほとんどです。

 

案件はコンパクト

WEB制作、広告運用の案件は、大規模なものはあまりありません。

サイト制作に関していえば、地元企業様のコーポレートサイトの制作が大多数で、ページ数や機能も標準的なものが多いです。
お客様に寄り添って1つずつ丁寧に制作することができますが、最先端の技術を搭載したり、誰もが知っているような有名な仕事に関わることは少ないので、刺激を求める方には物足りないかもしれません。

広告運用は、WEB広告に注目が集まり始めたのがここ最近のような感じがします。まだまだ4マスに出稿したい企業様が多く、「WEB広告ってうさんくさい!本当に効果あるの?」と疑いの目をもつ方もいらっしゃいます。
また、WEB広告をやってみようと思われたとしても、運用規模感はあまり大きくないので、手間がかかることのほうが多いかな、と感じています。

 

「不夜城」は少ないと思います

コンパクトで標準的なWEBサイトの制作が多いので、工数管理がしやすく、無理な残業を強いられる環境は少ないように感じます。
弊社も比較的残業は少ないです。個人的には、大阪で勤めていたときと比較すると、残業時間は2分の1以下です。

 

個人的には岡山での「Iターン」転職はおすすめ

私の個人的な意見ですが、都会にしかない刺激を求め続けたい人でない限り、岡山へIターンしてWEB業界に転職するというのは、とってもおすすめです。

特に、弊社の場合は、代表が東京・大阪からのUターン、河嶋と私がIターンと、県外での勤務経験者が半分を占めていて、都会の働き方と地方の働き方の両方を知っている分、「良いとこ取り」の働き方ができたらいいなと考えています。

都会でバリバリ働くことに疲れた方、田舎過ぎない地方都市で自分のペースで働きたい方には、岡山での「Iターン」転職はおすすめです。
弊社ではIターン転職希望の方と積極的にお会いしたいと思っています。お問合せお待ちしています。