早いもので2020年になって2カ月が経ちました。少しずつ日照時間も長くなり、夕方の時間帯が明るくなってきましたね。梅の花も咲き、春の訪れを感じます。
こんにちは、河嶋です。
だんだん暖かくなってきたため、社内では一人だけ汗がにじむようになってきました(ちょっと早いですよね)。
今回は私が実践している「朝活」についてお話ししようと思います。これは私が仕事と育児を両立する中で、どうすれば自分の時間を確保できるか日々実験し、失敗を繰り返し、試行錯誤した結果、朝活にたどり着いた経験から、ぜひ朝活のメリットについて知ってもらいたいと思ったためです。
共働きのご家庭では、保育園の送迎を協力して当番制にしたり、送りと迎えで担当を分けたりしていませんか。我が家では、私が保育園へ送る担当なので、出勤前は自分と子供の準備をする必要があり、以前はとても心にゆとりのない生活をしていました。
忙しい日々の中でも、工夫一つで自分の時間を作り出し、心にゆとりを持つことができます。心のゆとりは、自分という人間を安定させるだけでなく、家庭円満のコツでもありますよね。ここからは朝活によって心にゆとりを作ることができた、私の実体験についてお話させていただきます。
この記事はこんな方におすすめです!
・朝時間がないと感じる
・子育てが忙しい
・スキルアップしたい
・早起きが継続できない
・自分の時間がほしい
・ゆっくりしたい
朝活のきっかけ
私の場合、毎朝子供の準備に時間がかかるため、出勤の時間が近づいてくると、怒りっぽくなっていました。子供を保育園に送った後で「もう少し違う言い方をしてやれたのでは…」とか「子供は何も悪いことをしていないのに…」といったことをよく考えるようになり、生活を改善する必要があると感じました。
そこで当初考えたのは「子供の準備をもっと効率化する」「準備の時間を多く確保する」の2パターンです。
できれば睡眠時間を削りたくないと考えた私は、子供の準備の効率化に力を入れました。最初はうまくいっているように見えましたが、子供が寝坊したり、トイレが長かったりすると、準備の効率化だけではカバーしきれないと気づきました。
次に試したのは、準備の時間を多く確保するため、いつもより早起きするということです。ところが、帰宅後に勉強したり、本を読んだりと、夜のルーチンワークもあったため、単純に睡眠時間を削って早起きしていたため、体に負担がかかり、これもうまくいきませんでした。
そこで考えたのが、朝活です。夜のルーチンワークを完全に捨て、朝活1本に絞ることにしました。そうすることで毎日同じリズムの生活ができ、安定した睡眠時間も確保できます。
子供の準備にも十分時間をかけられるようになり、毎日笑顔で保育園に送れるようになりました。
朝活の目的を決める
ただ早起きしようと思っても、二度寝したり、三日坊主で終わったりとなかなか長続きしません。継続するためのコツはできるだけ強制力のある目標を立てることだと気づきました。私の場合は「時間の都合で子供の一挙一動にイライラしたくない」「自分一人の時間がほしい」「毎朝勉強したい」という気持ちが強かったため継続することができました。
早起きに限りませんが、何かを成し遂げるための最大のハードルは継続することだと思います。何かを始めるにあたり、しっかりと準備をして始める人は多いですが、多くの人が目標を達成できずに途中で止めてしまいます。それほど継続は難しいことだと感じます。準備が悪いわけではないですが、どんなに準備不足でも、どんなに泥臭いやり方でも、継続した人が目標を達成できると私は思います。
早起きを始めた結果、朝活でこんなことができるようになりました。
朝活で得られたもの
・音楽を聴きながらコーヒーを飲める
・仕事の準備に時間をかけられる
・心にゆとりが持てる
・子供の行動にイライラしない
・勉強できる
・本を読める
・お酒の飲みすぎを改善できる
・昨夜の残った家事ができる
最初は早起きを負担に感じるかもしれませんが、継続することで必ず慣れてきます。朝活の目的、早起きのメリットを考えながら継続しましょう。
早起きして、好きな音楽を聴きながらコーヒーを飲める。これが私にとって至福の一時です。夜に行っていた勉強も朝に行うことで、クリアな頭で問題を考えることができ、効率が上がったように感じます。また、早起きするために深酒しないようになり、お酒の量を減らすこともできました。おかげで朝の気だるさもなくなり、次の健康診断では肝臓の数値が改善されていそうで楽しみです。
もちろん早起きしてもトラブルはあります。やっとリラックスしてきた頃や勉強に集中してきた頃に子供が泣いて起きてくることもあります。子育て中の皆さんならよく分かりますよね。そういったことを差し引いても、自分の時間、好きなことができる時間を確保できるというのは最高です。
まとめ
今回は、忙しい社会人の方におすすめの朝活についてお話ししました。
最近農家の方から「収穫期は感情の沸点が普段の半分になる」というお話を聞きました。収穫期は忙しくて気持ちに余裕がないため、普段は怒らないようなことでもこの時期だけは怒ったり、イライラしてしまうということです。このお話を聞いた後、我が家の出勤前も似ているなと感じました。
心にゆとりがないと、感情のコントロールが難しく、良好な人間関係が築けなかったり、正しい判断ができなかったりと多くのデメリットがあります。普段から自分の器一杯に要件を入れるのではなく、要件を整理したり、不要な要件を減らすことで器に余裕を持ち、心のゆとりを生み出す必要があると感じます。
朝活を利用することで仕事のスキルアップや健康維持、心のゆとりを作り出すことができます。時間がないと感じている方や育児でイライラしていると感じている方は、朝活を取り入れることで改善するかもしれません。
朝活で自分の時間を生み出し、健康的でより楽しい毎日を送ってみましょう。