10月に入り秋の訪れを感じるようになってきましたね。暑がりの私は「過ごしやすい季節になった」と一人喜んでいますが、社内では「寒くなった」という意見が多くあり、今でも半袖で出勤する私の姿は、だんだんと少数派になってきました。風邪をひかないように気をつけないといけませんね。
こんにちは、WEB業界新人の河嶋です。
今回は、私が未経験でWEB業界に飛び込んでから、今日までにぶつかった言葉の壁、その対策についてご紹介するとともに、読者の皆様に少しでもWEB業界について興味を持っていただけたり、身近に感じていただければと思います。
それでは見ていきましょう。
横文字が頻出、WEB業界
WEB業界に入って私が感じたことは、横文字の単語が非常に多いことです。
英語をカタカナとして使用しているものや、英語そのものを使用しているものが多いため、横文字が多くなります。
横文字の難しいところは、やはり日本語への置き換えの難しさです。
私が入社して間もない頃は、カタカナの専門用語が飛び交うたびに、言葉の意味が理解できず戸惑う日々でした。
また、聞こえてくる情報だけでなく、WEBサイトを制作するために、アルファベットが延々と記述されている画面を見ても全く分かりませんでした。
そういった状況から現在に至るまで、分からない単語をひたすらメモして調べてきました。
ここでは、今まで調べたものの中からWEB業界での使用頻度が高いものについてご説明します。
マークアップ
WEBサイトを制作するうえで、必ず関わってくるのがマークアップ言語です。具体的にはHTMLを使用します。
HTMLを使用できるようになるには、まず書かれている記述を読み取れるようになることからスタートし、次に記述するというステップになります。
一見すると難しそうに見えるHTMLも、一つひとつ丁寧に読み解いていくことで理解が深まります。以外に思えるかもしれませんが、HTMLのルールを理解すれば、読み取れるようになるまでにあまり時間はかかりません。
例えばHTMLでは「タグ」と呼ばれる目印を使用します。タグには開始タグと終了タグがあり、タグ同士の間にテキストを記述することで文章を表示させたりします。
(例:<p>テキスト</p>)
マークアップについては、以前のブログ【コンピューターとの意思疎通に必要なマークアップ】で詳しくご説明していますので、よろしければそちらもご覧ください。
WEB広告
弊社の大きな強みとしてWEB広告の運用を行っています。そして、WEB広告を運用するうえで必要なのは、WEB広告とアクセス解析ツールの知識です。
アクセス解析ツールというのは、WEBサイトへのアクセスを分析できるツールで、示される数字を基にWEB広告を配信するターゲットを絞り込んだりします。
WEB広告の運用やアクセス解析ツールで使用する言葉は、アルファベットで記載されているものが多く、初めは全く理解できません。例えばCPCというものがありますが、これは「クリック単価」を表す言葉です。もう少し分かりやすく言うと、WEB広告を1回クリックするごとに発生する広告掲載料です。
CPCの他にも多くの単語があり、単純に暗記するのは難しく、日々混乱していました。これについては、先輩スタッフからの助言で、CPCがなぜCPCと呼ばれているのかを調べることで理解が深まりました。
CPCというのは「コスト パー クリック(Cost Per Click)」の略語です。こうして見ると、英語の意味を読み取ることができ、理解しやすくなります。
理解するために
WEB業界に限らず、初心者が突然できるようになるほど仕事は簡単ではありません。毎日コツコツと積み上げることで、成長していきます。
WEB業界について、右も左も分からなかった私ですが、学び続けることで少しずつ理解できるようになってきました。
ここからは私がどのように学び、WEB業界を理解してきたかをご説明します。
仕事を通して学ぶ
勉強方法は人それぞれですよね。私が考えたのは、朝活で勉強することです。まず勤務時間より1時間早く出社し、専門書を読むことから始めました。
勤務時間中には、分からない言葉が出てくる度、「チャンス」と思い、しっかりとメモを取って、業務のスキマ時間に調べました。これでどんどん知識を増やしていけます。
制作や設定の技術については、自分で調べるだけでは分からないことも多く、調べても分からないことは、先輩スタッフに質問し教わるようにしました。
自宅で勉強
仕事が終わって帰宅すると、疲れてしんどいところもうひと踏ん張りです。
自宅では、仕事中に分からなかったことを改めて取り組みました。自宅内で社内と同じ環境を構築することは難しいですが、出来る限り似た環境を作り出し、日々勉強を重ねました。
技術面で大切なことは、実際に手を動かしてやってみることだと思います。頭の中では理解したと思っても、実際にやってみるとできないということが多いため、今のような勉強方法をとっています。
このように自宅で技術アップを試みた結果、いつの間にか機材や書籍が増えていきました。
まとめ
「やればできる!」
正にこれです。
WEB業界に限らず、どの業界でも未経験からスタートすると最初は大変だと思います。
その大変な時期にどのように行動し、学び続けるかによって成長スピードは大きく変わります。
私は10年間働いた前職から転職し、指導する側から新入社員へと立場が変わりました。
変化に対応することはとても大変ですが、挑戦することで初めて見えてくることがあります。何事もやらずに諦めるよりは、挑戦し続ける人生を歩みたいと思います。
まだまだ分からないことの多い私ですが、未経験だからこそ分かるお客様の気持ちにしっかりと寄り添い、最高のサービスが提供できるよう日々精進していきます。
弊社には、私以外にも他業種でキャリアを積んだスタッフが多く在籍しています。
多様な人材が、それぞれの専門分野を活かし「WEBを通じてお客様のビジネスで結果を出すこと」が弊社の強みです。
少しでもWEBに関する悩みをお持ちの方がいらっしゃれば、お気軽にご相談ください。