こんにちは、株式会社きびだんごの自社サービス、「トラックのミカタ」「ゆるっく」のライティング(記事執筆)担当の大藤です。
自社のメディアを取り扱うにあたって、「取り組んでおきたいこと」や「気を付けなければいけないこと」はたくさんあります。
これは、コーポレートブログやサービス紹介ブログの執筆だけにとどまらず、FacebookやTwitterなどのSNS上で、企業の公式アカウントとして情報を発信していくうえでも同様のことが言えます。
今回は「記事執筆」や「情報発信」の現場から、自社のメディアを世に送り出すときに特に大切なポイントを2つご紹介していきます。
自社メディアを更新する担当の方には、ぜひ読んでおいて欲しい記事です。
ポイント①正確な情報の発信
「何を当たり前のことを…」と思われるかもしれませんが、事実に基づいた正確な情報を発信することは非常に重要です。
情報化社会と呼ばれる現代では、非常に多くの情報が飛び交っており、なかには事実でないものや、事実だけれど表現の仕方で読者の解釈が変わってしまうものなども存在します。
特に、業界情報などを広く取り扱うメディアを制作する場合は注意が必要で、伝え方をひとつ間違えただけで、大きく信用を失うことにもなりかねません。
以前、【オウンドメディアってなに?オウンドメディア入門編】という記事でご紹介しましたが、自社が関わっていくメディアは大きく3つに分かれており、それらをまとめて「トリプルメディア」と呼びます。
それぞれ見ていきましょう。
「オウンドメディア」
自社で所有し、管理しているメディア。
自社サイトやスタッフブログ、自社が運営しているサービスのサイトやSNSの自社アカウントなどが当てはまります。
「アーンドメディア」
「ユーザーが情報発信や拡散の起点となっている」メディア。
各種SNSのほか、業界の口コミサイトなど、管理やコントロールができないという性質があります。
「バズる」「炎上」などは、アーンドメディア特有の、ユーザーの行動で発生する現象です。
「ペイドメディア」
「ペイド=お金を支払う」メディアということで、いわゆる広告費を支払って情報を拡散していくメディアのこと。
WEB広告やSNS広告のほか、テレビやラジオのCMなども当てはまります。
このうち、「アーンドメディア」の比率が各種SNSの普及によって大きくなっており、正確かつ有益な情報を発信できれば、一気に「バズる」可能性があり、ファン獲得の大きなチャンスにつながります。
また、情報には「鮮度」があります。
時事ネタに代表されるような鮮度の高い情報は人々の興味を引き、認知拡大にもつながりやすいので、自社のメディアに取り入れた際の効果は高いです。
情報の鮮度に関しては、「新しい情報の発信」がメリットとなる一方、「古い情報の発信」がリスクとなるケースもあります。
例えば、法律の改正やさまざまな研究の結果が発表されて、その内容が変更されるケースでは、元々の情報が「間違ったもの」として扱われる危険があります。
※以前、薬機法(旧:薬事法)の「広告に関する改正」で痛い目に遭ったことがあります。
具体的なものとして、最近で一番分かりやすいのは「平成」表記と「令和」表記の使い分けでしょう。(2019年4月までのできごとは「平成」、5月からは「令和」)
これらのことから、新しくて正確な情報発信をしていくことが、自社のメディアを運営するうえでは大切です。
ポイント②定期的に営業戦略とすり合わせる
特に更新頻度が高いメディアの運営をする時や、外注先に更新を依頼する時にありがちなのですが、自社メディアを活用していると時折ルーチンワークのような感覚に陥ることがあります。
しかし、自社メディアの運営は広い意味でいえば「営業戦略の一環」であり、決してルーチンワークのように「決まりきった作業をするもの」ではありません。
集客やブランディングを目的として最大限の効果を生み出せるように、自社のメディアを運営する必要があります。
自社メディアを運営することの具体的なメリットについては、過去の記事【コンテンツマーケティングについて】で詳しくご紹介していますが、自社の営業戦略に沿った形で自社メディアを運営するためには、定期的に営業戦略とのすり合わせが大切です。
会社が置かれている状況によって、とるべき営業戦略も変化するので、状況に合わせて自社メディアの運営方針も変えていくことで、正しい軌道に修正できたり、新たな戦略を取り入れて取り組みを加速できるでしょう。
いかがでしたか?
今回は、自社でメディアを運営するにあたって必要な2つのポイントをご紹介しました。
株式会社きびだんごでは、WEBサイトの更新やSNSの運用など、自社コンテンツや自社メディアを効果的に発信するご依頼もお受けしております。
自社で何らかのメディアを扱おうと思っているけどよくわからない、メディアの運営を任せたい、という方はお気軽にご相談下さい。