病院・クリニック・医院がウェブマーケティングで集客する方法
こんにちは!
岡山のウェブサイト制作や集客戦略立案・広告運用・マーケティングを行っている株式会社きびだんごです。
今回は、大規模な総合病院から歯科医院、美容外科、小児科クリニック、眼科、耳鼻咽喉科、動物病院等、様々な医療機関で必要とされている、サイト制作、及びウェブ集客等のウェブ上のマーケティングについてお話したいと思います。
サイトはなぜ必要?病院がサイトを持つメリット
現在、ほとんどの病院・クリニックはホームページを制作しています。今現在、サイト制作を検討されている方も、サイトを作ることに集客のカギがあるとお考えなのではないでしょうか。
まずは、自院のサイトを持つメリットを整理してみましょう。
患者様に安心感・信頼感を与えることができる
病院を選ぶ際に、事前にサイトを調べて情報収集する方が多くいらっしゃいます。
様々な経路で、自院のサイトに訪問したユーザーにとって、サイトは病院・クリニックの第一印象となります。
使いやすいサイトのレイアウト・清潔感のあるデザイン等、サイトの雰囲気はお客様に安心感や信頼感を与えることができます。
逆に、低コストでサイトが作成できるテンプレートツール等を使用すると、費用や時間は削減されますが、オリジナリティのないサイトになりますので、競合との差別化を図ることは難しいでしょう。
採用を強化できる
昨今、医療関係の人材は、常に不足している状態と言われています。
人材の採用をする場合、人材紹介サービスや転職サイト等はあるものの、利用料金や成果報酬が高く、コストが見合わないといったお悩みもしばし耳にします。
その際、自院のサイトがあると、そこに採用ページを作成し、求職者を募ることができるため、よりコストがかからず採用をすることができます。
採用サイト・ページに関しては、先日のブログをご参照ください。
病院・クリニックのサイト制作で気を付けたいこと
医療広告ガイドライン
平成30年に改正された、医療法改正後の広告規制によって、医療機関のホームページ・ウェブサイトは広告とみなされ、原則規制の対象となりました。
(その他ウェブサイト以外にも、チラシやパンフレット、メルマガ、DM、看板等も対象になります。
参考:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000206553.html
主な違反内容は、下記です。
- 誇大広告
- 比較広告
- 客観的根拠、及び事実が証明できない
具体的な例としては、以下が挙げられます。
「多くのお客様にご来院→客観的根拠なしで数字で示す必要がある」
「地域で一番人気→誇大広告でNG」
「患者様の体験談として、症状が治ったとのお声をいただいております→客観的根拠・事実が証明できない」
つまり、治療内容とその効果について、医療機関自身から発信することがNGとなります。
ホームページ・ウェブサイト制作をする上で、定められた規制に違反しないよう、テキスト構成は十分に注意する必要があります。
分かりやすい&使いやすいサイトデザイン
病院のターゲットは、年齢層が幅広いため、60代以降の高齢者も利便性の高いサイトを構築しなければいけません。
例えばフォントの大きさや色味を調整して、テキストの可読性を保つこと、そしてボタンやページ内リンクを的確に設定することで、迷わずにほしい情報までたどり着けたり、問い合わせができたりします。
どの年代でも、スムーズに利用ができる設計を心がけましょう。
サイトへの集客方法
サイト制作が完了したら終わりという訳ではありません。どんなに立派なサイトができても、潜在顧客がサイトへ訪問してくれないと意味がないですよね。
また、医療機関のインターネット検索については、現在医療機関をまとめた口コミサイト等が検索上位に位置し、固有の病院名でないと、検索上位に表示されないのが現状です。
サイトへの訪問数をどう増やすか、ウェブ集客の方法をいくつかご紹介します。
口コミサイトや予約サイトで上位表示を狙う
複数尾医療機関をまとめて閲覧・比較できることから、口コミ・予約サイトはユーザーにとって利便性が高く、多くのユーザーが口コミ・予約サイトを経由しています。
したがって、口コミ・予約サイトで上位表示が実現すると、間接的に集客効果が高まります。
来院見込みのあるユーザーは、口コミ・予約サイトを経由して病院・クリニック独自のサイトを閲覧して、通院先を決定する場合があるため、自院のサイトの充実は必須となります。
SEO強化(SEO対策)
SEOとは、検索エンジンの上位表示を目指した最適化のことを指します。
つまり、googleやyahooで病院を検索されている潜在顧客に対して、より上位に自社のサイトを表示させることが、サイトへの訪問数を増やす第一歩です。
しかし先述のとおり、SEO に特化した口コミサイトや予約サイトにはなかなか勝てないため、ニッチな検索キーワードに対してSEO施策をうっていく必要があります。
そのためには、サイト解析とサイト内の情報更新(ブログ等)が必須となります。
リスティング広告・SNS広告等のウェブ広告
費用は掛かりますが、即座の集客効果が望める施策として、ウェブ広告が挙げられます。
ウェブ広告は、紙媒体の広告と違い、年齢や地域等で細かなターゲット選定が可能なので、より効率的な広告運用ができます。
MEO対策
MEOとは、「Map Engine Optimization」の略で、Google Mapを対象とした地図エンジンの最適化を図ることで、「ローカルSEO」ともよばれます。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
http://kibidan-go.co.jp/web-designing/wp/blog/6699/
グーグルマイビジネスを設定して、口コミを集めることで、MEOの効果が表れてきます。
また、広告規制が厳しくなった今、お客様からの口コミはおおきな集客要因のひとつとなります。
グーグルマイビジネスと、グーグルマップを活用して、潜在顧客に見つけられるサイトにしましょう。
きびだんごのホームページ制作&ウェブ集客
ビジネスモデルを理解したホームページ制作・ウェブサイト制作
多くのサイト制作会社は、デザインや開発技術が優れているところはたくさんありますが、本当に医療のビジネスモデルを理解してサイト設計を行ってくれるでしょうか?
きびだんごでは、MBAを取得したコンサルタントがまずビジネスモデルの構築を理解し、その上でウェブ集客のスペシャリストが集客戦略の立案を行います。
その結果、アプローチするべきターゲットを選定し、「効果のある」ウェブサイトを制作することができます。
今回の記事に挙げた、サイト制作とウェブ集客の施策のご提案はもちろんのこと、採用強化や動画制作も承っております。
きびだんごの制作実績
ここで、きびだんごの制作実績をご紹介します。
医療法人社団いでした内科神経内科クリニック 様
http://kibidan-go.co.jp/web-designing/wp/works/8156/
おわりに
今回は医療関係のサイト制作に焦点をあててお話させていただきました。
サイト制作・リニューアルに関して検討されている、もしくは、ウェブからもっと集客したい、等のお悩みをお持ちであれば、きびだんごへお気軽にお問い合わせください。