皆さん動画見てますか?株式会社きびだんごの動画制作担当、大藤です。
スマホやSNSの普及に伴い、いまやいつでもどこでも手軽に動画を観ることができる時代になりました。
商品の購入やサービスの利用、さらには就職活動でも”動画を観て”その良し悪しを判断する人が増えてきています。
だからこそ、動画を活用することはユーザーの行動を促せる大きな力があると言えます。
そこで今回は、「インタビュー動画」の持つ力と価値についてご紹介します。

インタビュー動画とは

インタビューには「面接」や「対面」という意味があり、2人の人が向かい合って質問や対話を行うことを指します。
インタビュー動画は、インタビュアー(質問者)が出演者に質問を投げかけていき、出演者の話し方や身振り手振りなどを通して、その人の熱意や所属している会社の雰囲気、使用している商品・サービスの使い勝手などを伝える動画なのです。
しかし、ただやみくもにインタビュー動画を作成しても、狙った効果を得ることは難しいです。
それでは、実際にどのような流れでインタビュー動画はユーザーの行動を促すのでしょうか。
人が行動を起こすまでには、「認知」「信用」「行動」という3つの段階に分かれています。
それぞれの段階ごとにご紹介します。

認知

ユーザーが行動を起こすまでの第一段階が「認知」です。
「認知」とは、「そこに何かがある」と、存在を発見することです。
「ユーザーが行動に移るまでの流れ」における認知とは、会社・商品・サービスの存在を知ってもらうことです。
そもそも存在を知らなければ、何かを選ぶときの「選択肢にさえ入らない」ため、「認知」の拡大を行い、会社や商品、サービスを知ってもらう必要があります。
「認知」を広げるための取り組みとしては、テレビCMや新聞の折り込み広告、WEBの場合はターゲティング広告やリスティング広告、SNS広告などの施策が当てはまります。

信用

「信用」とは、「信じて任用(何らかの取引)すること」という意味があります。
過去の実績や評価から、自身の利益や喜びにつながることを信じ、契約や購買、サービスの利用を決意することです。
「認知」で会社・商品・サービスの存在を知ったら、次にユーザーは「自分の目的が達成できるのか」を判断するために、さまざまな方法で情報を収集します。
そうして自分の目的の達成につながると「信用」したとき、初めてユーザーは「行動」に移るのです。

ユーザーの「信用」を得るためのものとして、最も分かりやすい例は「口コミ」でしょう。
商品の購入やサービスの利用などの際、口コミやレビューの評価を参考にする人は少なくありません(筆者もそのひとりです)。
他にも、体験会や説明会を開催したり、SNSでアカウントを開設したり、ブランドの価値を向上させる動画を発信したりします。

行動

「認知」で存在を知り、「信用」で会社や商品・サービスが利益や喜びにつながると確信した時、ユーザーは初めて購買や就職応募などの「行動」に移ります。
「行動」とは、商品の購入やサービスの利用、予約などのお問い合わせ、求人の応募など、実際にユーザーが動きを見せることを言います。

インタビュー動画は、会社や商品、サービスの存在を知った人に向けて、その魅力をより深く伝えて「信用」を獲得し、「行動」へと促すために活用されることが多い動画です。

インタビュー動画の活用例

インタビュー動画は、目的によってインタビューする相手や見せ方が異なります。
採用であれば経営者や先輩社員、商品やサービスの販売促進であればエンドユーザーなどです。
ここからは、インタビュー動画がどのように活用されているのかをご紹介します。

求人・採用向けインタビュー

経営者や先輩社員など、普段は聞くことのできない現場の「生の声」や、経営者の「想い・熱意」などを視聴者に伝えるためのインタビュー動画です。
経営者の目線からは企業理念やビジョンなど会社全体の方針や熱意を、先輩社員の目線からは現場の雰囲気や仕事のやりがいなどを伝えることによって、相思相愛な関係になれる人材に多くの共感や共鳴してもらえるようにアピールすることができます。

自社サイト内の採用ページや求人情報サイトで公開するほか、会社説明会のようなイベントで活用することで、ミスマッチの少ない採用が可能になるのです。

お客様の声

「お客様の声」は、商品・サービスの利用を検討している人にとって非常に有益な情報です。
そして「お客様の声」が動画になることで、その商品やサービスに対する、文章や画像だけでは伝えきれない、真に迫った感想を受け取ることができます。
そのため、「お客様の声」の動画やレビュー動画で得られた情報をもとに、商品の購入やサービスの利用を決めている人も多く、「お客様の声」の動画は大きな効果を生み出します。

社内向けインタビュー動画

ある程度の規模がある会社や、複数の事業を行っている会社の中には、社内での必要情報の共有や新人研修などでインタビュー動画を活用するケースもあります。
一度撮影すればいつでも、何度でも見せることができるので、例えば、多忙な経営者でも動画に残しておくことによって、会社の理念や志の共有が可能になります。

インタビュー動画は、会社や商品・サービスに関わった人からの、その人だけが知っていることを皆に伝えられるので、視聴者の共感を獲得できる動画です。
そして共感は信用につながり、商品の購入やサービスの利用、求人への応募などに結び付きます。

 

株式会社きびだんごでは、お客様の目的に合わせて最適なインタビュー動画の制作・運用をご提案いたします。
もし、インタビュー動画について気になることや興味をお持ちになったなら、お気軽に弊社までご相談頂ければと思います。