こんにちは!岡山のホームページ制作・Webマーケティング会社のきびだんごです!
最近「ホームページ制作」と検索すると、「フリーランス」というキーワードがよく表示されます。
おそらく、多くの方が「フリーランスの方が安そうだから」というイメージで、調べられているのだと思います。
そこで今回は、制作会社の立場から、それぞれのメリット・デメリットを素直にお伝えしていきたいと思います。
ホームページ制作において制作会社とフリーランスどちらが良いか?
まずは一番気になる「実際どっちがいいの?」という質問に答えていきたいと思います。
結論を言うと、どちらがいいとは言い切れません。
当たり前の事ですが、制作会社には良い制作会社と良くない制作会社があり、フリーランスも同様に良いフリーランスと良くないフリーランスがあるからです。
Twitterなどで「未経験のフリーランスが適当な仕事した!」という話もありますが、あくまで一部であり、「その人の問題」でフリーランスのすべてが良くないわけではありません。
大きな違いがあるとすれば、法人か個人かという点です。
制作会社はあくまでも法人として成り立っている以上、ある一定のクオリティは担保する必要があります。
また、制作途中に廃業する可能性も少なく、必ず完成品を納品してくれるという安心があります。
そのため、どちらが良いというわけではなく、あくまで無難なのが制作会社になります。
制作会社のメリットとデメリット
まずは、制作会社のメリットとデメリットについて解説していきます。
メリット1:安全性が高い
上述でも挙げたように制作会社を選ぶ最も大きなメリットは安全性です。
やはり法人として成り立っている以上、ある一定のクオリティは担保されます。
さまざまなデザイナーが在籍している場合が多く、希望したホームページに仕上がりやすいです。
また、企業間での契約により、ビジネスの面でも責任があるという点においても安心できます。
メリット2:実績が豊富
ホームページ制作会社は、さまざまな業種のクライアントと取引をしている場合が多く、実績が豊富です。
ホームページにも制作実績を掲載している企業も多く、自社と同じ業種の制作実績のある制作会社であれば、完成形をイメージしやすいでしょう。
また、制作会社であれば、ホームページを制作するだけでなく、SEO対策やWeb広告の運用など、Web施策について全体的なサポートができる点もポイントです。
メリット3:長期のサポートが受けられる
ホームページは作って終わりではありません。
ホームページを作る目的は、集客力のアップや採用の強化など、あくまでも企業に利益をもたらすために行います。
そのため、制作してからの更新や結果が伴わないのであれば改修も必要になります。
そのほかにも、ドメイン・サーバーの契約などホームページはきちんとメンテナンスすることが重要です。
制作会社の場合、会社が無くならない限りこういったメンテナンスにも対応してくれるため、ホームページが見れなくなるといったリスクも回避できます。
デメリット1:制作費用が高い
これは経営に関わる方であれば、ご理解いただけると思いますが、制作会社にも多くの人が働いています。
制作に関わる人はもちろん、営業を担当している人、経理を担当している人、その他諸経費を制作費用から捻出します。
必要な経費が高くなる分、個人であるフリーランスと比べると、制作費用が高くなる傾向があります。
デメリット2:担当者を選べない
どの業種でも起こりうることではありますが、クライアント側が担当者を選ぶことは難しいです。
もちろん、製作会社側もなるべく案件にマッチした人材を選ぶのですが、希望通りにならない場合も多くあります。
また、案件の進捗によっては担当者が変わる制作会社もあるので、この点おいては1つのデメリットと言えるでしょう。
フリーランスのメリットとデメリット
制作会社のメリットとデメリットについてご理解いただけたでしょうか?
ここからは、フリーランスのメリットとデメリットについて解説していきます。
メリット1:希望の人を指名できる
制作会社では担当者を選べないことがデメリットになりましたが、フリーランスの場合、制作を依頼したい人を自由に選べます。
実績や制作期間、人柄など希望する条件にマッチする人に自由に依頼できるので、ミスコミュニケーションが起こりにくく、希望通りに制作が進みやすいと言えます。
メリット2:制作費用を抑えられる
一概には言い切れませんが、上述にも挙げたように、必要な経費の違いから制作会社に比べ、制作費用は抑えられる傾向にあります。
フリーランスは自由に見積りを立てられるので、良いスキルを持ったフリーランスを見つけることができれば、制作会社よりも費用をおさえて、同等のクオリティのホームページを制作することも可能になります。
デメリット1:連絡が取れなくなる
これはよく聞く話ですが、実際にないとは言い切れません。
仮に制作前に契約書を結んだとしても、逃げる人は逃げます。
費用の損失はありませんが、時間のロスになり、予定していたプロジェクトの遅れに繋がる可能性もあるため、企業としては避けたい事態です。
ただし、これはあくまで「その人」の問題であり、フリーランス全体を指すものではありません。
フリーランスにホームページ制作を依頼する際は、実績や人柄など、きちんと見極めて進めていきましょう。
デメリット2:対応できる分野の判断が難しい
ホームページ制作はデザイナーが行うイメージがあるかと思いますが、実際には多くの人が関わって形になります。
具体的には
・ディレクター
・マーケッター
・ライター
・フォトグラファー
・デザイナー
・コーダー
になります。
制作会社によっては、業務を兼任している人もいますが、それぞれの業務で専門スキルを持った人材が在籍しています。
しかし、フリーランスの場合は、デザイナーやフォトグラファーであれば、実績を見て判断できますが、ディレクションやマーケティングスキルについては、依頼する側から「どれぐらいできる人」なのかを判断するのは難しいです。
こういったスキルの見極めが難しい点は、フリーランスのデメリットの1つです。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、ホームページ制作会社とフリーランスについて解説してきました。
それぞれメリットとデメリットがあり、どちらが良いというものではないということが、ご理解いただけたのではないでしょうか。
どちらを選んでも必ずリスクはあり、重要なのはどちらのリスクを許容できるかということです。
現在検討中の制作を制作会社とフリーランスどちらにした方が良いのか悩まれている方は、気軽に当社までご相談ください。
丁寧にヒアリングした上で、アドレスさせていただければと思います。