こんにちは!岡山県岡山市のホームページ制作会社、きびだんごです!

前回の第二弾は、ASPカートの比較と各サービスの特長をご説明させていただきました。

【オンラインショップ制作・開設前に読みたい②】ECサイト構築ツール「ASPカート」を徹底比較!

 

今回は、第三弾として、アマゾンや楽天、Yahoo!等のモール出店についてお話したいと思います。
モール出店とは、オンラインのショッピングモールサービスに出店者として登録し、モール内で商品を出品、販売することを指します。

前回のASPカートとは異なり、モールは出店登録と商品登録をすればOK!また、大手のモールは利用者数が多いので、モール内で人気が出ると一気に売り上げが伸びる傾向にあります。

オンラインショップを検討されている方で、「独自のサイトは不要なのでモール内のキャンペーン等を活用してうまく売りたい」という方にはモールへの出店をおすすめします。

最近特に人気の「楽天経済圏」なんて言葉もできているくらい、ポイ活(ポイント活動)によって楽天に人気がでていますね。
また、利便性の高いアマゾンや、ユーザー数が急成長中のペイペイヤフーショッピングもあるため、どれに出店しようかお悩みではないでしょうか。

今回は各モールの特長、そしてそれぞれをコストや機能などで比較を行い、皆様の検討材料にしていただければと思います。

弊社きびだんごは自社でアマゾン、Yahoo!を運営、また楽天ではクライアントのページ制作、及び販促活動の実績もございますので、実際に運用している経験談も交えてお話していこうと思います。

それでは早速いってみましょう!

 

モール出店のメリット・デメリット

まずは、ASPカートや自社EC制作に比べ、モールのメリット、デメリットをご紹介したいと思います。

メリット

知名度がある

ショッピングモールのメリットは何といってもその知名度からくるユーザー数の多さ。特に楽天市場とアマゾンは、年間売上高が3兆円を超え、モール内で活発に売買が行われています。
その分、モール内検索やモール内広告などでユーザーの目に入る可能性も高まります。

出品から販売までが簡単

各モールごとに、購入者の決済システムやモール内の在庫管理は自動で行われています。出品をして、売れたらモールからの通知で購入者に発送をするだけなので、自社でシステムを組む必要もなく、出品から販売までが比較的スムーズに行うことができます。

 

デメリット

初期費用た月額費用等、ランニングコストがかかる

商品が売れやすい分、モールに出店する際の初期費用や月額費用、販売手数料がかかります。

 

各モールの特長とプラン

次は、各モールの特長と、プランについてご紹介します。

楽天

楽天の特長

まずは、現在急成長を続ける楽天。
楽天の特長は、なんといってもユーザーをポイントで囲うことで、「楽天ポイントがたまるところでしか購入をしない」というユーザーを増やし、「楽天経済圏」を構築しているところです。

したがって、楽天ユーザーはポイントを貯める・利用するために、基本的に楽天でしかECを利用しない傾向があります。
そして、楽天モール内では販売価格と同様、ポイント数もユーザーにとっては大きな購買要因となります。

楽天の出店プラン

がんばれ!プラン

初心者におすすめのプランです。

・月額の出店料:19,500円
・登録商品数:5,000点まで
・画像の容量:500MG
・システム利用料:月間売上高の3.5~7.0%

スタンダードプラン

ランニングコストがお得なプラン。月商140万円以上を見込める出店者におすすめです。

・月額の出店料:50,000円
・登録商品数:20,000点まで
・画像の容量:500MG
・システム利用料:月間売上高の2.0~4.5%

メガショッププラン

商品数・画像容量ともに無制限のプラン。スタンダードプランで安定して利益がで始めたら検討したいプランです。

・月額の出店料:100,000円
・登録商品数:無制限
・画像の容量:無制限
・システム利用料:月間売上高の2.0~4.5%

 

Amazon

Amazonの特長

Amazonの特長と言えば、操作画面が見やすい&分かりやすい。
Amazonで購入されたことのある方なら分かると思いますが、Amazonのモールはかなりシンプルで、使いやすいと感じる方も多いのではないでしょうか。
出店時も同様、Amazonのセラーアカウントは操作がしやすく、理解しやすい構造になっています。つまりUIに優れているということですね。
筆者はAmazon・ヤフー・楽天で出品経験がありますが、出品は値段等重要な項目が多いので、掲載内容を間違えられない状況にあり、その中で操作画面の分かりやすさはかなり重要なポイントだと感じました。

そして、シンプルな点は使いやすさとともに、ショップごとに個性はだせないということになります。基本的にAmazonは、「出店」というよりかは「Amazon」として商品を売るという販売形式に近いです。

Amazonの出品プラン

Amazonの出品プランは二つに分かれています。

小口プラン

小口プランは、初期費用・月額利用料はかかりませんが、購入されるごとに100円かかります。したがって、大口の月額料金4900円を考慮すると、月50点以上販売する場合は大口の方がお得になります。

・月額費用:無料
・成約料:商品ごとに100円
・FBA利用:不可
・解析ツール:利用不可

大口プラン

大口プランは月額利用料はかかりますが、解析ツールやFBA(Amazon独自の在庫保管&郵送代行サービス)が利用可能なため、Amazonで積極的に商品を販売したい場合は大口プランがおすすめです。

・月額費用:4,900円
・成約料:無料
・FBA利用:利用可能
・解析ツール:利用可能

※解析ツールとは、モール内で商品が何人に見られたのか、どういうユーザーが購入したのか等、ユーザーの行動を数値やグラフでレポートしてくれる機能です。売り上げを向上させるためには、レポートをもとにテキストや画像の改善、販売促進ツールの活用を検討する必要があります。

ヤフーショッピング

Yahoo!ショッピングの特長

ヤフーショッピングは、楽天・アマゾンに比べ、初期費用と月額費用が掛かりません。つまり、出品している商品が購入された際に、はじめて支払いが発生します。
したがって、あまりコストをかけたくない・とりあえず出品したいという方に向いています。

しかし、参入障壁が低いため、その分楽天やアマゾンと比べて購買率は低いでしょう。

Yahoo!ショッピングの出店プラン

ヤフーショッピングの出店プランは「プロフェッショナル出店」ひとつのみです。
プランがひとつだと悩む時間もないので、アマゾン・楽天と比べて出店登録のストレスも一番低かったように感じます。

 

各モール・プランを比較!

それでは、次はコストや機能面で各モール、及びプランで比較をしてみましょう。
※今回ははじめてのオンライン販売を想定し、「楽天メガショッププラン」は除いています

導入・ランニングコスト

 

 楽天 | がんばれプラン楽天 | スタンダードプランアマゾン小口アマゾン大口ヤフー
初期費用60,000円60,000円無料無料無料
月額費用

19,500円※年間一括払

50,000円※6ヶ月ごと2回払無料4,900円無料
成約料無料無料100円無料無料
販売手数料月間売上高の3.5~7.0%月間売上高の2.0~4.5%8%~15%8%~15%3.5%~

 

各機能

 楽天 | がんばれプラン楽天 | スタンダードプランアマゾン小口アマゾン大口ヤフー
解析ツール×
在庫保管・発送代行×
外部リンク××××

 

 

 

きびだんごのサポートサービス

 

いかがでしたでしょうか。
今回はモールに焦点をあててまとめてみました。

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