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Web広告のバナーサイズ一覧【2026年版】最低限そろえる2サイズと、媒体別の入稿規定

広告のバナーサイズは媒体ごとに異なり、しかも仕様が頻繁に変わります。2026年だけでも、LINE広告とYahoo!ディスプレイ広告の統合、最小ピクセルサイズの引き上げ、Metaの推奨比率の変更がありました。

ただし、すべてのサイズを最初から揃える必要はありません。 この記事では、まず用意すべき2サイズを示したうえで、媒体別の入稿規定と、審査で落ちないための確認項目を整理します。

掲載している数値は2026年9月時点のものです。仕様は変わるため、入稿前に各媒体の公式ヘルプで最新値をご確認ください。

最低限そろえるのは2サイズ

【最低限】まずこの2サイズを用意する

#比率推奨サイズ主な用途
11:1(正方形)1200×1200全媒体の汎用。迷ったらこれ
21.91:1(横長)1200×628Google・LINEヤフーのレスポンシブ、X

Google・LINEヤフー広告のレスポンシブ広告は、この2枚だけでディスプレイ枠の大半に配信できます。 予算やスケジュールが厳しい場合は、まずこの2サイズを用意してください。

【補足】媒体を1つに絞るなら、どちらを作るか

出稿する媒体が決まっている場合は、そのうち1サイズだけでも配信を開始できます。

媒体優先して作るサイズ
X(旧Twitter)1.91:1(1200×628)
Meta(Facebook・Instagram)1:1(1200×1200)
Google・LINEヤフー(レスポンシブ)1:1 と 1.91:1 の2枚が望ましい

Xはタイムライン上で横長のリンク画像として表示されるため、1.91:1が扱いやすい比率です。

Metaの現行の第一推奨はフィード4:5・ストーリーズ/リール9:16ですが、1:1は全配信面で入稿できる汎用比率です。1:1が1枚あれば、フィードもストーリーズもリールも配信自体は始められます(縦型面ではトリミングされ、画面占有率は下がります)。

「まず1媒体で試したい」という段階なら、該当する1サイズだけ作って配信を開始し、反応を見てから他サイズを追加するという進め方で構いません。

【可能であれば】ここまで揃えると、主要な配信面をほぼカバーできます

#比率推奨サイズ主な用途
34:5(縦長)1440×1800Metaのフィード(現行の第一推奨)
49:16(縦フル)1440×2560ストーリーズ、リール、TikTok、ショート
5ロゴ 1:11200×1200レスポンシブ広告のロゴアセット

2サイズでも配信は始められますが、縦型の配信面(ストーリーズ・リール・TikTok)は正方形だとトリミングされ、画面占有率も下がります。 ここが取れないのは機会損失が大きいため、余力があれば4:5と9:16は追加してください。

制作を依頼するときは、まず1と2を確定させ、そのうえで3〜5を追加発注するという進め方が無駄がありません。媒体を絞ってからの固定サイズ追加は、そのあとで構いません。

Google広告

レスポンシブディスプレイ広告(基本はこれ)

現在のGoogleディスプレイ広告の主役は、レスポンシブディスプレイ広告です。画像・見出し・説明文・ロゴを入稿すると、Googleが広告枠に合わせて自動で組み合わせて配信します。

項目仕様
横長1.91:1/推奨 1200×628(最小 600×314)
スクエア1:1/推奨 600×600(最小 300×300)
ロゴ(正方形)1:1/推奨 1200×1200(最小 128×128)
ロゴ(横長)4:1/推奨 1200×300(最小 512×128)
ファイル形式PNG/JPG
ファイルサイズ5,120KB以内
広告見出し全角15字以内/5個まで
長い広告見出し全角45字以内
説明文全角45字以内/5個まで
会社名全角12字以内

注意点:バナー内に文字を入れないでください。 配信枠によっては画像が非常に小さくトリミングされるため、画像内の文字はまず読めません。テキストは別途アセットとして入稿できるので、画像はビジュアルに徹するのが正解です。

また、画像は上下が各辺最大5%程度トリミングされる場合があります。端ギリギリに重要な要素を置かない設計にしてください。

イメージ広告(固定サイズ)

自分でデザインしたバナーをそのまま配信する形式です。全20サイズありますが、実務で使用頻度が高いのは以下です。

サイズ名称配信先
300×250レクタングルPC・スマホ両方。最も汎用性が高い
336×280レクタングル(大)記事内
728×90ビッグバナーPCのヘッダー
160×600ワイドスカイスクレイパーPCのサイドバー
300×600ハーフページPCのサイドバー(大)
320×50モバイルバナースマホ下部
320×100モバイルバナー(大)スマホ下部
  • 形式:GIF(アニメーション不可)/JPG/PNG
  • 容量:150KB以内
  • 上記以外に、200×200/250×250/468×60/970×90/970×250/300×1050 などがあります

予算が限られるなら、300×250・728×90・320×50 の3サイズから始めてください。 この3つで配信量の大半が確保できます。

デマンドジェネレーション広告

YouTube・Discover・Gmailなどの指定枠に配信するフォーマットです。

項目仕様
横長 1.91:1推奨 1200×628(最小 600×314)
スクエア 1:1推奨 1200×1200(最小 300×300)
縦長9:16/4:5 に対応
ロゴ最小 144×144(レスポンシブの128×128とは異なるので注意)
画像枚数シングル最大20枚/カルーセル2〜10枚

カルーセルは全カードで同じアスペクト比にする必要があります。 混在させると入稿できません。

なお、Googleのディスプレイ広告キャンペーンは、順次デマンドジェネレーションへ統合されていく方針が示されています。今後はデマンドジェネレーションを前提としたアセット設計に寄せておくのが安全です。

LINEヤフー広告(旧Yahoo!ディスプレイ広告/旧LINE広告)

2026年4月1日の統合により、旧YDA(Yahoo!ディスプレイ広告)は「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」となりました。入稿規定はYahoo!面をベースにしつつ、LINE面にも横断配信できる形になっています。

バナー(運用型)の推奨サイズ

2026年5月25日以降の引き上げ後の数値です。

比率推奨サイズ最小サイズ主な配信デバイス
1:11200×1200600×600PC/タブレット/スマホ
6:51200×1000600×500PC/タブレット/スマホ
16:91280×720640×360PC/タブレット/スマホ
16:51280×400640×200スマホ
32:51280×200640×100スマホ
39:5936×120936×120PC/タブレット/スマホ
728:901456×1801456×180PC/タブレット/スマホ
4:15320×1200320×1200PC/タブレット/スマホ
1:2600×1200600×1200PC/タブレット
  • 形式:GIF89a/JPEG/PNG
  • 容量:300KB以内推奨(最大10MB)

【重要】2026年7月22日から、最小ピクセルサイズを満たさない画像は配信が停止されています。 過去に作ったバナーが基準未満のまま残っていないか、必ず確認してください。

レスポンシブ(運用型)

比率推奨サイズ
1.91:12400×1256(1200×628以上で入稿可)
1:11200×1200(600×600以上で入稿可)
3:21200×800(600×400以上で入稿可)
  • 広告見出し:全角20字以内/5個まで
  • 説明文:全角90字以内/5個まで
  • 会社名:全角20字以内
  • ロゴ:180×180

Googleのレスポンシブとは文字数の制限が違います。 見出しはGoogleが全角15字、LINEヤフーが全角20字。同じ原稿を使い回すと入稿エラーになるので注意してください。

実務での落とし穴

ファイル名を変えても、画像の中身が過去に入稿したものと同一だと重複扱いになることがあります。この場合、管理画面から過去の画像IDを探して設定し直す必要があり、入稿作業が止まります。素材を更新する際は、実際に中身を変更してください。

Meta広告(Facebook・Instagram)

2026年時点の公式推奨は、以前の「1:1中心」から変わっています。 1080×1080で作り続けている場合は見直しが必要です。

画像広告

配信面推奨サイズ推奨比率
Facebookフィード1440×18004:5
Instagramフィード1440×18004:5
Instagramストーリーズ1440×25609:16
Instagramリール1440×25609:16
  • 形式:JPG/PNG
  • 最大容量:30MB
  • Instagramフィードは 4:5〜1.91:1 の範囲が許容されるため、1:1も引き続き使えます(ただし第一推奨ではありません)

動画広告

配信面推奨解像度推奨比率動画の長さ
Facebookフィード1440×18004:51秒〜241分
Instagramフィード1080×19209:161秒〜60分
Instagramストーリーズ1440×25609:161秒〜60分
Instagramリール1440×25609:16最大15分

同じ「フィード」でも、Facebookは4:5、Instagramは9:16と推奨が違います。 ここは間違えやすいポイントです。最大容量は4GBで共通です。

セーフゾーン(ストーリーズ・リール)

フルスクリーン表示のため、上下にUIが重なります。公式には以下の範囲に重要な要素を置かないよう指定されています。

  • 上部 約14%:プロフィールアイコン、アカウント名、「Sponsored」表記
  • 下部 約35%:CTAボタン、キャプション、返信欄
  • 左右 各約6%:端末による余白の差

px換算すると、以下が目安です(%からの計算値です)。

キャンバス上部14%下部35%左右各6%
1080×1920約269px約672px約65px
1440×2560約358px約896px約86px

下部35%は想像以上に広いです。 ロゴやキャッチコピーを画面下寄りに置くと、CTAボタンに隠れます。重要な要素は中央エリアに収めてください。

「テキスト20%ルール」はもうありません

画像内のテキスト面積が20%を超えると配信が制限される、というルールは2020年9月に撤廃されており、現行の公式仕様にも記載はありません。

ただし、テキストが多い画像は視認性が落ちるという事実は変わりません。ルールがなくなったからといって文字を詰め込むのは逆効果です。

X(旧Twitter)広告

フォーマット推奨サイズ比率
画像広告1200×12001:1
画像広告(横長)1200×6281.91:1
動画広告1200×12001:1
動画広告(横長)1920×108016:9
  • 形式:PNG/JPEG
  • 容量:画像は5MB以下
  • 静止画の長辺は4096pxが上限

モバイルのタイムラインでは、1:1が16:9にトリミングされて表示される場合があります。 上下が切れる前提で、重要な情報は中央に配置してください。

カルーセルを使う場合、全カードのアスペクト比を揃える必要があります(1:1と16:9の混在は不可)。

TikTok広告

項目仕様
推奨比率9:16(縦型) ※1:1・16:9も入稿可
推奨解像度1080×1920(最低 720×1280以上)
動画の長さ5〜60秒
推奨の尺21〜34秒
セーフゾーン上下左右 約10%以内を空ける

16:9(横型)は非推奨です。 TikTokは縦フルスクリーンでの没入感が前提のため、テレビCM素材をそのまま流すとパフォーマンスが大きく落ちます。

画面下部にはキャプションとCTAボタンが重なるため、テロップを下寄りに置かないでください。CapCutやPremiere Proにはセーフゾーンのガイド機能があるので、活用すると事故が減ります。

YouTube広告

比率推奨サイズ用途
16:91920×1080インストリーム(標準)
9:161080×1920ショート
1:11080×1080一部の配信面

インストリーム広告は5秒でスキップされる前提です。冒頭5秒に何を置くかがすべてを決めます。動画そのものの作り方はSNS動画広告の作り方と最適な長さで整理しています。

バンパー広告(スキップ不可)は6秒、スキップ不可のインストリームは15秒が基本です。

制作前に必ず確認する5項目

サイズを守っていても、審査で落ちることがあります。以下は媒体共通で見られるポイントです。

1|主体者表記が入っているか

クリエイティブ内に、会社名・ブランド名・商品名のいずれか、またはロゴを視認できる大きさで入れる必要があります。ここが抜けていると不承認になります。

2|誇大・断定表現になっていないか

「絶対」「必ず」「業界No.1」「100%」といった表現は、客観的な根拠を示せない限り認められません。

3|サイト側に連絡先が明記されているか

広告の審査では、リンク先サイトの運営者情報も見られます。

  • Google:住所・電話番号・メールアドレス・問い合わせフォーム・公式SNSのいずれか
  • LINEヤフー広告:本社住所・固定電話番号(携帯番号は不可)・メールアドレス・問い合わせフォーム

LINEヤフー広告で携帯番号しか記載がないサイトは審査に通りません。 意外と多い落とし穴です。

4|比率のズレがないか

デザインツール上では正しく見えても、書き出し時の端数処理で比率がずれることがあります。Instagramフィードやストーリーズでは許容誤差が1%と厳しいため、書き出し後のピクセル数を必ず確認してください。

5|プレビューで確認したか

最終的には、各媒体の管理画面のプレビュー機能で実際の見え方を確認するのが確実です。数値表は目安であり、端末やUIのバージョンで表示は多少変わります。

よくあるご質問

Q. 全部のサイズを作るのは大変です。最低限どうすればいいですか?
A. 最低限は1:1(1200×1200)と1.91:1(1200×628)の2サイズです。 レスポンシブ広告なら、この2枚でディスプレイ枠の大半に配信できます。さらに媒体を1つに絞るなら、Metaは1:1、Xは1.91:1が1枚あれば配信を開始できます。 余力があれば4:5と9:16、ロゴを加えた5サイズまで揃えてください。固定サイズの追加は、成果が見えてからで十分です。

Q. 1つのバナーを全媒体で使い回せますか?
A. 1:1(1200×1200)なら、多くの媒体で入稿自体は可能です。ただし各媒体の第一推奨ではないため、配信面によってはトリミングされたり、表示が小さくなったりします。まずは使い回しで始めて、成果が出た媒体に専用素材を作るという進め方が現実的です。

Q. 古いバナーはそのまま使えますか?
A. LINEヤフー広告は2026年7月22日から最小サイズ基準を満たさない画像の配信を停止しています。また、Metaの推奨比率も変わっています。1年以上前に作ったバナーは、一度棚卸しすることをおすすめします。

Q. バナー制作だけ依頼できますか?
A. 可能です。ただし、配信媒体とターゲットが決まっていないと、サイズも訴求も決められません。 どの媒体にどんな人へ配信するかを先に決めてからご相談ください。

まとめ

  • 最低限は 1:1 と 1.91:1 の2サイズ。 媒体を1つに絞るなら Metaは1:1、Xは1.91:1 が1枚あれば配信可能。可能であれば 4:5/9:16/ロゴ を加えた5サイズ
  • 2026年4月、LINE広告とYahoo!ディスプレイ広告が「LINEヤフー広告」に統合
  • 2026年7月22日から、LINEヤフー広告で最小サイズ未満の画像は配信停止
  • Metaの現行推奨は フィード4:5・ストーリーズ/リール9:16。1:1は第一推奨ではない
  • ストーリーズ・リールは 下部35% がUIに隠れる
  • レスポンシブ広告のバナーには 文字を入れない
  • 仕様は頻繁に変わるため、入稿前に公式ヘルプで最新値を確認する

株式会社きびだんごでは、Google・LINEヤフー・Meta・X・TikTok・YouTubeの広告運用と、バナー・動画クリエイティブの制作を自社で行っています。媒体ごとの入稿規定に合わせた素材制作から配信、効果検証までワンストップで対応可能です。

「既存のバナーが今の規定に合っているか分からない」というご相談も承っています。
Web・SNS広告運用サービスからお問い合わせください。

出典・参考(公式ヘルプ)

本記事は2026年9月時点の情報です。仕様は変更されるため、入稿前に各媒体の公式ヘルプで最新の数値をご確認ください。

  • Google 広告ヘルプ「アップロード型ディスプレイ広告の仕様」
  • Google 広告ヘルプ「レスポンシブ ディスプレイ広告のベスト プラクティス ガイド」
  • Google 広告ヘルプ「デマンド ジェネレーション キャンペーンの仕様とフォーマットの要件」
  • LINEヤフー広告ヘルプ「入稿規定:もくじ」/「バナー(画像)- 運用型」
  • Meta 広告ガイド(ads-guide)各配信面のページ
  • X Business「X広告クリエイティブの仕様」
  • TikTok for Business 広告仕様

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