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Google広告とMeta広告の違い|商材別にどちらを先に始めるか判断する基準

こんにちは!岡山のWeb広告運用会社きびだんごです。

月の広告予算が10万円、20万円といった限られた金額のとき、Google広告とMeta広告(Instagram広告・Facebook広告)を同時に走らせると、どちらも中途半端な結果で終わりがちです。まずはどちらか一方に寄せて、商材に合う媒体を見極めるほうが近道になります。この記事では、2つの媒体が需要をどう捉えているかという根本的な違いから、商材やターゲットのタイプ別に最初の一手を決める判断基準までを整理します。

Google広告とMeta広告の一番大きな違いは需要の捉え方

media別の細かい機能差よりも先に押さえたいのが、この2つは「誰に広告を見せるか」の決め方がまったく違うという点です。ここを取り違えると、どれだけ予算を足しても成果が伸びません。

Google広告は今探している人に見つけてもらう

Google広告の中心である検索広告は、ユーザーが自分でキーワードを打ち込んだときに表示されます。「岡山 外壁塗装 見積もり」「倉敷 歯医者 日曜」のように、すでに困りごとや欲しいものが頭の中にある人だけに広告が届く仕組みです。

これを顕在需要の刈り取りと呼びます。顕在需要とは、本人が必要性を自覚していて、今まさに探している状態の需要のことです。問い合わせや予約につながりやすい反面、検索されている回数より多くの件数は取れません。地方の狭い商圏でニッチな商材だと、月の検索数そのものが数十回しかない、ということも普通に起こります。

Meta広告はまだ探していない人に気づかせる

Meta広告はInstagramとFacebookの投稿の合間に表示されます。ユーザーは何かを探している最中ではなく、スマホを眺めている最中です。年齢、地域、興味関心、過去にサイトを見た人などの条件で配信先を絞り、こちらから話しかけにいく形になります。

こちらは潜在需要へのアプローチです。潜在需要とは、本人がまだ必要だと気づいていない、あるいは言葉にできていない需要を指します。検索数に上限がないので、見せられる人数は圧倒的に多いのですが、その分「知らない人にいきなり話しかける」ための工夫、つまりクリエイティブ(画像や動画の中身)の良し悪しが成果を左右します。

比較表で整理する

項目Google広告(検索)Meta広告
届く相手自分で検索した人条件で絞った閲覧者
需要の種類顕在(今探している)潜在(まだ探していない)
件数の上限検索回数に縛られる広げやすい
成果を左右する要素キーワード選びと遷移先ページ画像・動画の訴求力
素材の消耗比較的ゆるやか早い(定期的な差し替えが前提)
向く価格帯高額・検討期間が長いものも可比較的わかりやすく即決しやすいもの

なお、クリック単価は季節や競合の出稿状況で動きます。固定の単価ではないため、予算計画は幅を持たせて考えるのが現実的です。詳しくはクリック単価はなぜ変動するのかでも触れています。

商材タイプ別に最初の一手を決める

どちらが優れているかではなく、自社の商材がどちらの需要の形をしているかで決めます。以下の軸で考えると迷いにくくなります。

Google広告から始めたほうがよいケース

  • 困ってから探す商材(水漏れ修理、鍵のトラブル、エアコン故障、葬儀、法律相談など)
  • 名前のついたサービスで、検索語が想像できる(外壁塗装、リフォーム、税理士、矯正歯科など)
  • 商圏が決まっていて、地域名と掛け合わせた検索がある
  • BtoBで、担当者が業務中に調べて比較する(部品加工、業務用機器、システム導入など)
  • 単価が高く、1件の受注で広告費を十分回収できる

こうした商材は、検索している時点で相手の本気度が高く、広告を出した翌週には問い合わせが入ることも珍しくありません。製造業や建設業のように、検索する側が目的を持って調べる業種はここに入りやすいです。業種ごとの考え方は製造業のホームページ制作・ウェブ集客や工務店・建設会社のホームページ制作・ウェブ集客のページでも整理しています。

Meta広告から始めたほうがよいケース

  • 見た目で良さが伝わる(飲食、美容、アパレル、雑貨、住宅の施工事例など)
  • 新しい概念のサービスで、ユーザーが検索語を知らない
  • イベント・セール・期間限定キャンペーンなど、こちらから告知したいもの
  • ターゲットの属性がはっきりしている(30代女性、子育て世帯、特定地域の住民など)
  • そもそも月間検索数が少なく、Googleでは件数が伸びない

検索されない商材をGoogle広告で無理に売ろうとすると、関連性の薄いキーワードにまで広げることになり、費用だけが出ていきます。そういうときはMeta広告で興味を持ってもらうところから始めるほうが筋がよいです。店舗やサービス業の集客は店舗・サービス業のホームページ制作・集客支援も参考にしてください。

判断に迷ったときの簡易チェック

自社の商材を買う人が、買う直前にどんな言葉で検索するかを紙に書き出してみてください。すぐに3つ以上書けて、その言葉が月に何十回も検索されていそうなら、Google広告が先です。言葉が思いつかない、あるいは「そもそも検索しないな」と感じたら、Meta広告が先と考えて大きく外しません。

始める前に揃えておくもの

媒体を決めたら、出稿前の準備で成果の大半が決まります。ここを飛ばして配信を始めると、原因の切り分けができないまま予算を消化してしまいます。

受け皿のページ

広告をクリックした人が着地するページが弱いと、どちらの媒体でも結果は出ません。特にMeta広告は、もともと探していなかった人が来るので、何の会社で何がいくらで、どうすれば申し込めるのかを順序立てて説明する必要があります。コーポレートサイトのトップページに送るのではなく、その商材専用のページを用意したほうが成果が安定します。

すでにサイトがあるのに問い合わせが来ていない場合は、広告を出す前に原因を潰すほうが先です。問い合わせが来ないホームページの原因チェックリストで確認してみてください。専用ページを新しく作る場合はランディングページ(LP)制作のページで、どんな構成のものが作れるかを見られます。

計測の設定

問い合わせや購入が何件発生したかを広告管理画面で把握できるようにしておきます。これをコンバージョン計測と呼びます。設定がないまま運用すると、クリック数しか見えず、「安いクリックをたくさん集めたが1件も問い合わせがない」状態に気づけません。

Meta広告ならアカウントと素材

Meta広告を出すにはFacebookページが必要です。個人アカウントだけでは出稿できないので、先に準備しておきます。詳しくはInstagram広告・Facebook広告を出すにはFBページが必要をご覧ください。

画像や動画は、最低でも正方形と縦型の2種類を用意しておくと配信面を広くカバーできます。サイズの考え方はWeb広告のバナーサイズ一覧にまとめています。同じ素材を出し続けると反応が落ちていくため、月に1回程度は差し替えられる体制にしておくと安心です。動画を使う場合の長さや構成はSNS動画広告の作り方と最適な長さが参考になります。

予算配分と見直しの進め方

最初の2〜3か月は片方に集中する

予算を半分ずつに割ると、どちらも検証に必要なデータが溜まらないまま時間だけが過ぎます。判断できるだけのクリック数やコンバージョン数が貯まるまでは、選んだ一方に寄せるのが基本です。金額の目安はケースによりますが、BtoC商材であれば月10万円前後から、競合の多い業種や高単価BtoBではもう少し必要になることが多い、という程度に考えてください。

もう一方を足すタイミング

Google広告から始めた場合、狙ったキーワードで十分な表示回数を取り切り、予算を増やしても件数が伸びなくなったときが、Meta広告を足す合図です。検索の上限に当たっている状態なので、新しい層に認知を広げる必要があります。

Meta広告から始めた場合は、配信によって指名検索(会社名や商品名での検索)が増えてきたタイミングでGoogle広告を足します。知ってもらった人が後から検索したときに、確実に自社が出るようにするためです。

見るべき数字を絞る

管理画面には数十の指標が並びますが、中小企業の運用で最初に見るべきは次の3つで足ります。

  • コンバージョン数(問い合わせ・購入の件数)
  • 1件あたりの獲得単価(広告費÷件数)
  • その単価で利益が残るかどうか

クリック率やインプレッション数は、上の3つが思わしくない理由を探すときに使う補助的な数字です。順番を間違えると、数字は良いのに売上が増えないという状態になります。広告の効果の考え方はWEB広告の効果についてでも解説しています。

社内に運用を見る人がいない場合は、制作から配信、改善までをまとめて外部に任せる方法もあります。まるごとWEB運用担当者では、どこまでを外部チームが担えるかを紹介しています。

よくある質問

BtoBの製造業ですがMeta広告は意味がないですか

意味がないとまでは言えません。ただし最初の一手としてはGoogle広告をおすすめすることが多いです。BtoBの担当者は業務上の課題を抱えて検索するため、検索広告のほうが商談につながりやすい傾向があります。Meta広告は、自社の技術や工場の様子を見せて認知を広げたい場合や、採用目的で使う場合に効果を発揮しやすい使い方です。

どのくらいの期間で判断すればよいですか

最低でも1か月、できれば3か月は様子を見てください。配信開始直後は媒体側の学習期間にあたり、成果が安定しません。1週間や2週間で止めてしまうと、本来の実力がわからないまま判断することになります。ただし、明らかに関係のない検索語で費用が出ているといった問題は、初日から確認して止める必要があります。

今のホームページのままで広告を出してもよいですか

スマートフォンで表示が崩れていないか、問い合わせボタンがすぐ見つかるか、価格や対応エリアが書かれているか、この3点を満たしていれば一度試してみる価値はあります。満たしていない場合は、先にページを整えたほうが広告費の無駄が減ります。現状を客観的に把握したいときは無料サイト診断も用意しています。

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